100円は売れないと思いがちですが、買取できる種類もあります。貨幣セットや東京五輪の銀貨などです。100円は買取対応しないところもあるため、買取できる会社選びをしましょう
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価値の高い100円記念硬貨
・貨幣セット
特製ケース付きで箱に「MINT SET」。フルセットで1,000円以上の金額。
※価格は参考です
▼東京オリンピック記念100円銀貨幣
昭和39年発行のメモリアル。8千万枚発行されていて数が多いが、銀貨のため額面以上の価格になる。コイン単品でも100円以上。未使用セット品は300円~500円前後の買取価格が予想される。
▼日本万国博覧会記念100円白銅貨幣
昭和45年発行。海外向けの7,000枚限定品は価値が高く、額面以上。普通のコイン単品の価格はそれ以下。切手付き貨幣セットは26,000枚限定発行で1,000円~3,000円前後。
▼札幌オリンピック記念100円白銅貨幣
昭和47年発行。30,000枚限定の海外向けミントセットは2,000円~3,000円。普通の白銅貨は額面以下。
▼2020年東京オリンピック競技大会
大会エンブレムとフェンシングが刻印されている。クラッド貨幣のため、額面価格より高い。大量に製造されるため、価値が下がることもある。
▼2020年東京パラリンピック競技大会
大会エンブレムとボッチャが刻印されている。製造コストの高いクラッド貨幣で、100円以上の買取価格になる。価値が上がりにくく、査定額が下がることもある
▼新幹線鉄道開業50周年 クラッド貨
裏面は共通デザインで全9種。デザインは買取価格に影響しない。発行枚数が多いため価値が上がりにくい。査定額は100円以上。貨幣セット(100円5種、100円4種)は価格が高くなる。9種セットなど付加価値があるとよい。
ミントセットは価値が高くなるため、買取はできます。ただし100円買取対応店を選ぶ必要があります。
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価値の低い100円記念硬貨
▼沖縄国際海洋博覧会記念100円白銅貨幣
昭和50年発行。12,000,000枚の発行で希少価値はない。知名度や人気もないため、どこの会社でも引き取らない。
▼天皇陛下御在位50年記念100円白銅貨幣
昭和51年発行。銅でできていて枚数も多いためプレミアは付かない。貨幣セットもないため未開封品でも価値が上がらない。
価値が低いと思われたもの、種類や名前のわからない記念メダル。これも鑑定してみることをおすすめします。同じものでも、海外向けや限定生産品などがあるからです。
▼日本万国博覧会記念100円白銅貨幣
・普通の白銅貨
⇒100円以下(買取不可)
・ミントセット
⇒2,000円以上
コインにも種類によっては高い値段が付きます。同じものでも査定が確かな会社を選ぶといいでしょう。100円、500円、1,000円は買取拒否する所も多いからです。
画像 財務省
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