おたからがザックザク!
アンティークコインには夢があります。
世界でも数枚数十枚の希少価値。
グレーディングと相場観を養えば、
偽物や高値つかみすることはなくなります。
メープルコインや地金型金貨よりも、
けた違いに価格が高い!
それがアンティークコインなのです。
相場ってなに?
イギリス5ポンド金貨 | Great Britain 1990 Gold 5 Pounds Queen Mother PF-69 UCAM NGC |
株や為替なら、その時の価格です。
アベノミクス相場というのが話題になりましたが、
この相場は一定ではなく変化します。
毎日ニュースや新聞で「今日の為替相場は1ドル101円24銭」と耳にしますね。
これが急騰したり、暴落することで1日で1円2円以上変わります。
貨幣とコインでは相場も違い、銀行で両替ができないものもあるため換金は注意が必要になります。
・例
1999年ダイアナ PR69 69万円
コインフェア、ディーラーにこのような金額を提示されても
いつでもこの価格で取引されるわけではないのです。
「資産運用におすすめです」そう言われて、株で失敗する人も多いのです。コイン投資も失敗して元本割れリスクがあります。
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アンティークコインの相場とは
アンティークコインは日本では売買が少ないものの、
欧米では人気があります。
オークションも毎週のように開催されているので、
売れなくなることはないのです。(偽物など一部除く)
初心者なら「結局いくらぐらいなんだ」と価格を知りたくなります。
アンティークコインは中古車と同じで、一つとして同じものがないのです。
使用状態(グレード)で販売価格、買取価格が決まってきます。
為替や株には市場がありますから、
持ち主が好きな値段で売るのは難しいですね。
古いお金は取引が少ないので、ある意味で
買い手と売り手次第で決まると言ってもいいのです。
もちろん格付け会社の鑑定済みのものなら、
○○年の○○コインでPR63だから50万円から70万円。
このような相場ができてきます。
NGCとPCGSは有名で信頼のある格付け会社なので、
相場にも影響してきます。
グレードが数ランク違うだけで
価格が10万円以上変わることもあるのです。
売り先と買取価格
オークションと言ってもヤフオクじゃないんです!
日本ではヤフオクがダントツシェアを握ってますが、
アンティークコインは独自開催のセリがあります。
もちろん買取店でも売れるでしょう。
賢いあなたなら手数料や中間マージンが気になることでしょう。
◆主な売り先
- コインディーラー
- コインショップ
- コインフェア
- 買取店
- フリマヤフオクなど
どこでも手数料はかかります。
信頼できるディーラーといっても、手数料が高くて当然というわけです。
買取価格が高くても手数料は3割が相場。
見積を出してもらうときはここに注意です。
買取店は出張査定などがあり、国内で売るには便利でしょう。
買取相場と価格推移
ドル円や日経平均なら毎日相場が分かります。
アンティークコインは一覧表や相場表を出していないのです。
しかし、指標はあります。
ナイトフランク社(knightfrank)の価格推移グラフを見てください。
リーマンショック(2008年)以降でもグラフが右肩上がりに伸びています。
FXや株のチャート経験があるなら「高値つかみ大丈夫か?」不安になると思います。
個々のコインの価格は上下しながら上がっています。
しかし、価格が下がれば買いたい人はいるので
全体的に見て相場は上がってきています。
しかし、これからも上がり続けるのでしょうか?
もし今アンティークコインを持っているなら
売るのに良い時期とも言えます。買取価格が高い時に売るのが鉄則。
見積相談してみて決断しましょう。
コメント
カネはアンティークコインにぶちこめ! とかいう本を読んだけど、言ってることが支離滅裂すぎて信用できない。読み物としても面白くないし、そもそも著者がどこまで業界事情知ってるんだかわからない。
ディーラーで取引するにも最良の手段とは言えない。理由はもちろん手数料だし、イギリスとかアメリカのコイン商と連絡するって大変。本にも書いてあったけど、トラブルとかあって当然だし。向こうの会社もこちらを信用してない。「あんたこそ詐欺じゃないか」って争うことになる。
将来の値上がり期待というけど、株でも金貨でもまだまだ上がるか分からない。上がりきったところで売るのがベストに決まってるでしょ。持ち続けて100万円のコインが10000万円になるならだれも手放さないし、そもそも取引自体がなかったら売れないし買うこともできないわけでしょ。
投資関係の話は鵜呑みにしてはいけません。金投資でも少額で積み立てをしたり、ドルコスト平均法などのトレード手法を用いています。皆さん方が思うよりも相場は複雑な世界です。格付け会社の評価も絶対ではありませんし、富裕層ビジネスも絶対普遍はないのです。アンティークコインへの関心が薄れるような大事件が発生することはあります。前述の格付け会社の信用不安もあるでしょう。贋作偽物はどのような硬貨であっても製造されます。買い手がなくなり、人々が投資意欲を失えば暴落もありうるということです。