これからいくらになる?投資には失敗がつきもの。コレクションは処分時期が難しくなります。金貨は相続税や贈与税の対象です。鑑定額も時価になります。
ウィーン金貨価値いくら?
ウイーン金貨は重さで価格が変わります。買取価格では1オンス10万円から14万円ぐらいの相場になるでしょう。
価値は人によって決まるもの。外国コインもただの収集目的でなければ投資目的の価値もあるのです。
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自分の趣味が変わったことでも変化し、市場原理社会という相場の作用を凌駕することもあります。急に冷めてきて捨てたくなったコレクションもあるでしょう。
ウィーン金貨はオーストリア造幣局が発行していて純度99.99%ということでほぼ純金と言えます。表にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が、裏には管弦楽器が刻印されています。
ヨーロッパではアンティーク趣味が高価で取引されますが、日本での欧州への関心度(人気)はけして高いとは言えません。しかし、他の金貨と比較して限度を超えたプレミアが付くなら値段は更に上がることになるでしょう。
銀貨もありますが当然のように金貨が価値が高く、高価で取引されます。
南アフリカのクルーガーランド金貨はプレミアムが消失してただの金塊になりましたが、他の地金型金貨は投資するに値する存在と言えるでしょう。長期保有を目的として積み立てしたり、自分の資産として老後や遺産にすることもあります。遺産相続での騒動も増えている世の中、処分方法にしても持ち込み先をよく検討する必要がありそうです。
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買取価格と買取相場
ウィーン金貨は地金型金貨であり、田中貴金属や三菱マテリアルなどでも売買できます。ただし、現物の金貨を所持していて売りたいとしても質屋や買い取り業者ではないため取引は不可能なはずです。
例えば買い取り業者のホームページに以下の様な参考買取価格が表示されています。
1オンス⇒約15万円
1/2オンス⇒約7万円
1/4オンス⇒約3万円
1/10オンス⇒約1万円
金そのものは重さ(oz)で決まります。造幣局が発行する金貨にしても相場は重さに比例することがわかるでしょう。
ただ、さらに高い売値を出すなら、より高い査定額を出す業者を選ぶ必要があります。
インターネットの取引や金投資は盛んですが、現物の金貨を売却処分するとなれば持ち込み先は限られてきます。売るにはまずは記念硬貨や貨幣など対応しているかを確認しましょう。法人ではなく、一般の個人を対象にしているかもチェックポイントです。他にも処分方法(持ち込み、郵送など)が自分に適しているものを選びましょう。
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どこで売る?高く売るには?
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オーストリアのプレミアムがあるウィーン金貨。元々ただの金地金(インゴット)よりも高い値段がついています。毎年発行されるもので、証明書やクリアケースなどが鑑定に影響するはずです。
金はさびず価値が失われないことが知られていますが、保存状態が悪いものは減額対象になるでしょう。これから売るためには鑑定前に付属品をすべてそろえて、きれいに梱包することです。
そして売り先となる買取店でも比較してみると高額査定を出すところがあるはずです。銀行に換金するならこのような買取価格の差はでないはずです。自分がコレクションとしてほしかったものの最後を見届けるにはきちんとした業者に引き取ってもらうことです。
これから受け取れる年金が減っていくという話もあります。消費税増税や物価の上昇なども追い打ちをかけるように私たちの家計を苦しくしてくるでしょう。自分が所有している品物は資産価値があるものもあるのです。これは捨ててしまったり、安く売却してしまってはいけないのです。
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売りどきはいつ?
ウィーン金貨は長期投資としても使われるもので、通貨と比較すれば値動きは緩やかになっているはずです。日本円は10年の間に数十円もの価格変動が起きました。これは異常な円高と円安進行とみなすこともできます。
金貨は独自の価値があり、FXや株式投資のようなデイトレーダーもいません。売り時を間違えて価格が暴落することは考えづらいものですが、プレミアムの消失が起きれば売値は暴落します。実際に前例のあることで、フィルハーモニーのあるオーストリアでも事件や有事の際などで価格変動リスクもあるということです。売却時期は早くても困ることはないでしょう。
ウィーンコイン種類概要
項目 | プラチナウィーンコイン ハーモニー | ウィーン金貨 | ウィーン銀貨 |
---|---|---|---|
品位 | 99.95% | 99.99% | 99.9% |
重量 | 31.1035g | 31.1035g | 31.103g |
直径 | 37 ㎜ | 37mm | 37.0mm |
厚さ | 1.9 ㎜ | 2.0mm | 3.2mm |
※1オンスあたり
プラチナウィーンコイン ハーモニーは田中貴金属で10,000オンス販売しました。投資や資産防衛、プレゼントなどで需要が出たということですね。コインやメダルは投資よりも贈り物として使われることも多いようです。
もらったものを売るのは気が引けるかもしれませんが、有事の際に必要なのは金よりも現金です。実際にテロや大事件が起きた時に買われるよりは一時的に売られるものです。長期的視点では金相場は上がり続けています。アンティークコインも資産保全に使われたりと、注目度が上がってきている証拠でしょう。
コメント
オートストリアは独特の雰囲気のある街ですね。欧州の歴史と文化が詰まっています。その国が発行した記念硬貨ですから重要度は計り知れないでしょう。ヨーロッパはアンティークが趣味ですから古い年式のコインならその分プラスもあるかもしれません。ただこうした投資用金貨は純粋にコレクターが買うものでもないといいます。査定額が気になるなら、外国コインを見慣れた目利きに鑑定してもらいましょう。