中国の金貨は爆弾を抱えています。偽物の多さから価値が下がる危険性を持っているからです。投資金貨と言っても、間違えれば損をします。金貨価値と売却先のおすすめをご紹介します。
パンダ金貨価値高い?
お宝は意外なところに眠っています。
パンダ金貨(熊猫金幣)とは日本でも人気のジャイアントパンダが刻印されているもので1982年から毎年発行されています。オリンピックなど記念式典限定品ではありませんが、製造年数で価値も変わります。
高いものなら数万円以上の売値が付きます。
地金型金貨で表のジャイアントパンダ、裏の北京天壇が価値を証明します。日本でも歴史的偉人や国宝級の建造物はコレクターが欲しがる要素があるものです。ただし収集家は減ってきています。
将来、値下がりするなら両替か買取が必要でしょう。
[kinka]
[gazou1]
交換両替はできる?
記念硬貨は普通のお金とは違います。
両替したり、交換する目的ではないのです。
日本のお金なら、1万円を100円100枚に交換するのはよくあることです。
パンダコインはそうしたお金とは違うので、換金するならどこかの買取店か両替専門店を探さないといけません。
銀行や郵便局では換金できないことも多いでしょう。
銀貨、金貨は貨幣と同じ価値があっても、普通の商店で使いますか?
記念品、土産物として買ったものなら10年、50年以上持っておくものです。
必要になった時に交換してお金にするのが最適です。
しかし、中国の記念硬貨は偽物も多いと言います。
白黒つけるためには、鑑定も必要でしょう。
買取相場と買取価格
パンダ金貨の処分方法として銀行での交換(両替)が思いつきますが、手数料がかかります。
すべての銀行で両替できるわけではありません。
パンダ金貨は中国政府が発行した貨幣です。日本の銀行でそのまま両替できるかは確認も必要でしょう。
買取業者に鑑定依頼するなら外国の記念硬貨や古銭、プルーフセットなどを真贋鑑定して見積額を出せます。パンダ金貨は発行年数で買取価格も変わり、特に偽物が多いことで知られているパンダ銀貨も注意が必要なのです。
コインの買取業者はこのような表示を出しています。
パンダ1オンス金貨1982年
参考買取価格:200,000円
参考価格は上限額で、傷やいたみ具合などで売値は変わります。未開封の箱入品であればこのような高額査定になることもあるでしょう。パンダコインの相場は下がる傾向にありますから処分する予定であれば注意したいものです。
[func1]
どこで売る?高く売るには?
[gazou2]
日本の古いお札で1万円のものであれば銀行で新しい1万円札に両替してくれます。ただパンダ金貨は中国のお金で、そのまま日本円には交換できません。為替相場にも影響され、銀行での手数料もかかります。
高く売るなら買取業者を探しましょう。店頭に持ち込みしなくとも、郵送や出張買取があります。手数料や送料は無料の業者が増えたため、単に両替するよりは受取金額が上がることになります。
鑑定して査定額がいくらになるかは、パンダ金貨のレア度しだいです。本物で需要の高いコインであれば高価買取の可能性もあるでしょう。
おたからやや大黒屋などの店頭に持込しても良いのですが、最近では高齢者や女性を狙ったひったくり事件なども起きていますから、訪問買取や郵送などを利用すると安全でしょう。
買取業者の店舗探しをするのも大変です。大手のチェーン店はありますが、東京・大阪などの大都市でも10数件ほどしか出店していません。地方都市ならなおさら探すのに苦労することでしょう。古銭対応していてもパンダ金貨などの中国記念硬貨を対応しているとは限りません。
インターネット申し込みして宅配買取、出張買取するならまず公式サイトから対応品を探せます。パンダ金貨が査定できるのか調べてから申込できます。宅配業者利用するなら全国対応(一部のぞく)するので便利です。
[func2]
中国と偽造品
日本の古銭、金貨でも偽物は流通していますが中国の偽造品も問題視されています。近年では日本のゲームやCDなどの海賊盤が社会問題化しました。昔から偽造の貨幣、金貨と国家との戦いがあったのです。地金型金貨は高価で取引されるため犯罪組織に目を付けられるのでしょう。
中国ミントセットでも高価なものなら買取価格10万円以上になります。中国にも古銭や記念切手、メダルにコインなど価値の高いものなら高額査定がつくでしょう。日本の収集家にも人気があり、パンダ金貨も含めて一括処分すると貴重な品物に気が付くかもしれません。
パンダコイン種類
項目名 | 中文名 | 額面 | 製造 |
---|---|---|---|
パンダ金貨発行30周年 | 中国熊猫金币发行30周年金银纪念币 | 500元 | 上海造币 |
金銀記念硬貨 | 熊猫金银纪念币 | 20元 | 上海造币 |
円形パンダ記念金貨 | 熊猫圆形金质纪念币 | 500元 | 上海造币 |
パンダ記念銀貨 | 熊猫金银纪念币(银) | 10元 | 上海造币 |
上海ミント株式会社(上海造币有限公司)製造
参考資料 画像はこちら
中国造幣局(中国語)
コメント
1972年に日中国交正常化されてパンダブームがありましたね。記念硬貨はイベントの記念品。私も買った時は「ランランみたいでかわいい!」と大事にしようと思ったものです。当時の思い出ですが、高いお金を出されても売る気はないですね。こういうものは代々語り継いでほしいと思ってます。
プラチナパンダコインというのもあるんですよ。
シルバーとは違った輝きが魅力。
プラチナパンダはレア度も変わるので、手に入りにくい貴重なもの。
コインショップではパラジウム貨というのも見かけることがあります。
レアメタルのオンパレード!
ゴールドとシルバーだけが貴金属じゃないですね。
そりゃ、シルバー貨幣があるならブロンズもあるでしょう。
価値は人気や純度、材質で決まるなんていいます。
中国の経済成長も止まって、人気や関心度が他国に移ったら価値が下がるかもしれませんね。